( ^ω^)新年から始めるブーン系小説のようです


 


1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:24:02.78 ID:aNIVkK9A0
書いてみようって人を応援する感じ


 
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:25:07.87 ID:aNIVkK9A0

 ブーン系小説。
 
 VIPで三年以上の歴史を誇り、尚もその勢いはとどまる所を知らない。
 様々な名作を生み出し、その人口も相当な物にまで成長した。
 
 しかし、そこにはやはり色々な問題も発生する。
 
 新参と古参、読者様と言った、所謂暗黒面と言うやつだ。
 
 しかし実際は、そんなに深く考えなくてもいい。
 
 ああ!めんどくせぇ!
 
 前置きはこのくらいにして、スレタイに沿った内容に移ろうと思う。
 
( ^ω^)「ということで、お話を進めていこうと思いますお」

( ^ω^)「僕の名前は内藤ホライゾン ブーンと呼ばれていますお」

( ^ω^)「作品により、名前は変わる事があるけど、今回は基本のこれで進めるお」

( ^ω^)「あ、遅れたけどあけましておめでとうだお!」

( ^ω^)「今年もどうか、ブーン系小説をよろしくお願いしますお!」



 
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:27:35.23 ID:aNIVkK9A0

( ^ω^)「さて、このスレの概要を少し」

( ^ω^)「新しい年ってことで、この年から何かしてみようって思ってる人。
       そんな人にブーン系をすすめてみようって思いましたお」
       
( ^ω^)「やっぱりどうしても、書いてる人の主観が入るのは了承してくださいお」

( ^ω^)「そして最初に謝ることがあるお」

( ^ω^)「URLいっぱいはると広告規制されて書き込めなくなるから、URLは貼らないお」

( ^ω^)「作品の説明で貼りたいとこだけど……ごめんお」

( ^ω^)「一つや二つなら大丈夫だから、後で何かあれば貼ろうと思いますお」

( ^ω^)「それでは、少しの間お付き合いくださいお!」

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:31:17.03 ID:aNIVkK9A0

( ^ω^)「先ず、ブーン系小説について掻い摘んで説明するお」

( ^ω^)「最も多いテンプレ型となる手法を取り上げていくから、
       それに限ったことじゃないということも理解した上で読んで欲しいお」
       
( ^ω^)「ブーン系小説とは、今はスレタイに一行AAとかようです、がついているスレ、
       こういうのが基本的に関係あるスレですお」
       
( ^ω^)「中にはついていないのもあるから、それに限ったことじゃないけどNE」

( ^ω^)「内容は、僕ら一行AAを使って(たまに全身AAも)小説を書く それだけですお」

( ^ω^)「冒頭で挙げた通り、長い歴史があって数えてないけど作品数は千以上ある気がするお」

( ^ω^)「ジャンルは作者さんによりけり様々 バトル、シリアス、恋愛、ほのぼの、ギャグ……」

( ^ω^)「実に豊富なジャンル、内容となっておりますお」

( ^ω^)「そこで発生するのは、何を読めばいいかわからないっていうことだと思うお」

( ^ω^)「ということで、まずはそこからいってみようと思うお」


 1,─ブーン系小説に触れる─


10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:33:43.72 ID:aNIVkK9A0

('A`)「ウツダシノウ」

( ^ω^)「お約束ありがとうだお 彼はドクオ 主要AAの一人に数えられるお」

('A`)「どうも」

( ^ω^)「ドクオの扱いについては色々と問題があったりするけど、そんなもんすっ飛ばす」

('A`)「言われてるな こんなのドクオじゃないとかな」

( ^ω^)「ドクオの場合、生まれた場所が場所だけにNE」

('A`)「作品にマッチしてれば、いいんじゃないか、と俺は思う」

( ^ω^)「広い視野をもって、楽しく読んで欲しいお」

('A`)「そうだな で、話がずれてるぜ」

( ^ω^)「おっと! こいつぁいけねぇ!」

('A`)「ブーン系に触れる、だな」

( ^ω^)「だおだお」

('A`)「今は昔と比べると、触れる機会は多いと思う」

( ^ω^)「まとめサイトの豊富さも魅力の一つだお」


 
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:36:29.21 ID:aNIVkK9A0

('A`)「まとめ大杉とか云々あるが、活発的でいいと思う」

( ^ω^)「そうだおね で、やっぱり簡単に触れる方法は……」

('A`)「とりあえず、読んでみる これに尽きるな」

( ^ω^)「そこで活躍するのが、【ブーン系小説練習&総合案内所】だお」

('A`)「通称、総合と呼ばれている、ブーン系のためのスレだ」

( ^ω^)「総合か、ようですで検索をかけるとHITするお」

('A`)「その中に、まとめサイトのリンク集がある」

( ^ω^)「そこに貼られてるまとめさん達のページに飛ぶと、ほんとに色々読めるんだお」

('A`)「と言っても、さっきブーンが言ってたように、その数は膨大だ」

( ^ω^)「そこでまた活躍するのが、総合なんだお」

('A`)「スレ住民は、数多の作品を読んでいる猛者ばかりだ」

( ^ω^)「自分の読みたい物をそこで聞くといいお」

('A`)「その際、なるべく詳細に情報を提示するといい」

( ^ω^)「こんな感じだお」



13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:39:31.71 ID:aNIVkK9A0

 【ジャンル】:恋愛
 【作品の長さ】:短編
 【主要登場AA】:不問
 【その他】:できればシリアス調な物を読みたいです。
       URLも添えて頂けると有り難いです。よろしくお願いします
 
 
('A`)「そして、四天王の方々、とかをつけるとよりコアな人達が現れる確率80%」

( ^ω^)「総合四天王の流れは僕も大好きだお!」

('A`)「え? これだけ? って思うかもしれないが、これだけで充分だ」

( ^ω^)「総合民侮り難し……」

('A`)「2chではよく、半年ROMれと言われるが、はまったら読んでるだけで半年過ぎるな」

( ^ω^)「あるあるwww 夢中になっちゃうお」

('A`)「てことで、ここまでくれば触れる事は簡単だ」

( ^ω^)「ブーン系に触れる場所を提供してくれてるまとめサイトさん達には、本当に感謝だお」

('A`)「おすすめを聞くっていう手段もあるんだけどな」


18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:44:11.30 ID:aNIVkK9A0

( ^ω^)「おすすめを聞いてみるのも、良いかもしれないお」

('A`)「おすすめを聞く時は、ジャンルだとかは不要だな」

( ^ω^)「そうだおね ジャンル指定したらしたでそのジャンルのおすすめ挙げるわけだし」

('A`)「ただ、やはり読みたいジャンルの物を読むのが一番だと思う」

( ^ω^)「好きな物読めよって言われたりするけど、わからないから聞いてるんだし」

('A`)「そこらは目くじら立てないで、黙って待てばいいさ」

( ^ω^)「で、一つ注意点があるんだお」

('A`)「総合を利用する時は、必ず>>20くらいまであるテンプレを読んでほしい」

( ^ω^)「これは、貴方の為でもあるんだお」

('A`)「自分の書き込みで総合が荒れたりしたら嫌だろ? それを回避する為だ」

( ^ω^)「基本的に短編が投下されてる時じゃなければ、大丈夫だと思うお」

('A`)「そうそう、総合案内所であり、練習所だからな」

( ^ω^)「あうち! それを忘れていたお」


22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:47:32.32 ID:aNIVkK9A0

( ^ω^)「総合は、お題を募集してそれを元に作品を書く場所でもあるんだお」

('A`)「必ずしもお題で書かなくちゃいけないわけじゃないけどな」

( ^ω^)「その作品が投下されてる間は、支援に回るのがルールだお」

('A`)「聞きたい時、投下が始まっていたら、支援するのがいいと思う」

( ^ω^)「それも何かの縁だと思うし、投下されてるのを読んでみるのも面白いかも」

('A`)「総合の作品を読むだけでも、面白いからな」

( ^ω^)「と言う事で、ブーン系小説への触れ方としてはこんな感じだお」

('A`)「なんか、総合の説明しただけみたいだよな」

(;^ω^)「うっ……ま、まぁそこら辺は目を瞑って頂けると……」

('A`)「ということで、後は頑張ってくれな」

( ^ω^)「ドクオ、ありがとうだおー」

('A`)ノシ

( ^ω^)「ではどんどん次に行きますお」
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:48:27.47 ID:9/shTdCh0
長いこと読者してるけど総合行くことあまりないな……

 
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:50:18.51 ID:aNIVkK9A0

( ^ω^)「>>24楽しみ方は人それぞれだお ここに挙げてるのは一例だから気にしなくてもいいんだお」

( ^ω^)「色々読んでみて、書きたいと思ったら早速書いてみるといいお」

「そう、最初に感じた創作意欲っていうものを大事にしてほしい」

( ^ω^)「お……お前は……!」

「ブーン系新規参入者を応援するのは……」

( ^ω^)「せーの」


(´・ω・`)「このショボン様さ!!!」


( ^ω^)「この台詞、ブーン系界隈じゃちょっとした名言なんだお」

(´・ω・`)「やぁ、ようこそバーボンハウスへ」

( ^ω^)「ドクオに続き、お約束どうもだお でも終わっちゃうからそこまでにしとけお」

(´・ω・`)「残念だよ」

( ^ω^)「と言う事で、次に進むお!」


27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:53:20.88 ID:aNIVkK9A0

 2,─ブーン系小説の短編を書く─

(´・ω・`)「もうかよって思っただろう」

( ^ω^)「読む期間をはしょってるから、そう感じるのは仕方ないお」

(´・ω・`)「ああ、すでに色々読んでみたことを前提に話を進めていくよ」

( ^ω^)「とりあえずこのしょぼくれ顔の紹介から」

(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」

( ^ω^)「ドクオと同じく、主要AAの一人に数えられる、ショボンだお」

(´・ω・`)「ほんとはショボーンだけどね ショボンと扱われることが多いかな」

( ^ω^)「ということで、今回もショボンでいくお」

(´・ω・`)「それじゃ、始めようか」

( ^ω^)「最初に書くのは短編をおすすめするお」

(´・ω・`)「短編とは、基本的に1スレ以内で終わる物がそう呼ばれている」

( ^ω^)「一度の投下で終わるってことだお」


30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:56:41.10 ID:aNIVkK9A0

( ^ω^)「ちなみに投下っていうのは作品を書き込むことだお」

(´・ω・`)「中には1レスで完結する1レス短編なんて物もある」

( ^ω^)「総合発の短編だおね」

(´・ω・`)「ああ、一昨年の梅雨あたりに出始めたと思う」

( ^ω^)「皆で同じ場面を1レスで書いてみる……たしかそんな流れだったお」

(´・ω・`)「満月の夜、ブーンとドクオが戦う、そんな感じのお題だったと思う」

( ^ω^)「色々あって面白かったおね 当時のまとめはないけど……」

(´・ω・`)「そこで、まずはこの1レス短編を書いてみようじゃないか」

( ^ω^)「とりあえず、実践してみるお」

(´・ω・`)「お題>>31

( ^ω^)「内容はどんなものでもいいんだお 創作意欲に従って、思い思いに書いてくれれば」

(´・ω・`)「うん、パクリ……もとい、好きな作品のパロディでもいい」

( ^ω^)「最初のと一緒で、触れることが大事なんだお!」

31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:57:29.40 ID:2dlRUgGRO
雪国の真冬

40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:26:05.69 ID:GaUtu47/0
 今年も厳しい季節がやってきた。極寒の地、シベリアに到来した、冬。
 大地が、生き物が、植物が、ありとあらゆる自然が眠りにつく、極北の真冬。
 
(,,゚Д゚)「見ろ、しぃ」

 豪雪が止んだ一時の間。二人の少年と少女が、凍りついた窓から空を見上げた。
 
(*゚ー゚)「うわぁ……」

 北の地は、空が近い。夜空に煌く満天の星空もさることながら、
 少女が心を奪われたのは、もう一つの存在。
 それはさながら、宇宙へ続く一本の大きな橋。
 
 オーロラだった。
 
 数年に一度見られるかどうかの、自然からの贈り物を、二人は静かに見上げていた。
 厳しい冬に訪れた、ほんの一時の、小さな奇跡。
 それはどうやら、二人にとってはかけがえのない思い出になったようだ。
 
(,,゚Д゚)「さぁ、寝る……か?」

(*゚ー゚)「うんっ」

 少年は素直に返事をした少女に少し驚いた。
 もっと見ていたいと、駄々をこねると思っていたからだ。
 
(*゚ー゚)(また、一緒に見ようね)

 どうやら少女は、次の楽しみにと、とっておきたいらしい。
 そんな思いに少年が気付くはずもなく、二人は暖かい毛布へと潜り込んだ。



33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/04(日) 23:59:50.42 ID:aNIVkK9A0

(´・ω・`)「1レスの投下は総合でするといい お題を募集してね」

( ^ω^)「これは発想の訓練にもなると思うお」

(´・ω・`)「まずは兎に角、書いてみる事が大事だ」

( ^ω^)「そして慣れてきたら、もう少し長い物に挑戦するんだお」

(´・ω・`)「1レスでは小説でよく言われる起承転結は考えなくていい」

( ^ω^)「そもそも1レスにそれを詰めるのは至難の業だお……」

(´・ω・`)「うん、そこらへん考えなくてもいいから、やっぱり楽だね」

( ^ω^)「そして短編 起承転結の起承結だけで考えるといいお」

(´・ω・`)「始まり〜中身〜終わり と言った感じだね」

( ^ω^)「ジャンルは恋愛とか、日常系ほのぼのがおすすめだお」

(´・ω・`)「書きやすいからね でも書きたい物があれば、それでいいと思う」

( ^ω^)「つまづくことは、何回もあると思うお」

(´・ω・`)「でも、焦らずにゆっくりと書いてほしい」


 
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:07:03.77 ID:GaUtu47/0

( ^ω^)「自分のペース これが一番大事だお」

(´・ω・`)「心に余裕がないと、良い物は書けないからね」

( ^ω^)「とか言って、耳が痛い話なんだけどNE」

(´・ω・`)「どちらにしろ、心に余裕をもつことは大事さ」

( ^ω^)「ほんと、そう思うお」

(´・ω・`)「ということで、僕はそろそろ失礼するよ」

( ^ω^)「ありがとうだおー」

(´・ω・`)「貴方の作品に登場することを夢見て、さらば!」

( ^ω^)(くせぇ)


( ^ω^)「ではでは、次は書き方について触れていくお!」

3,─読みやすいブーン系小説─


35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:10:38.01 ID:GaUtu47/0

( ^ω^)「読みやすさ……これは大事だお」

ξ゚听)ξ「ふー、やっと出番かしら?」

( ^ω^)「おっおっ 次はツンかお」

ξ゚听)ξ「そーよ 口下手なあんた一人じゃ不安だしね」

( ^ω^)「とか言って、僕としゃべりたかったんじゃないのかお?」

ξ゚听)ξ「そ……」

( ^ω^)(はいはいテンプレテンプレ)










ξ゚听)ξ「それはないわ 死ね」


( ^ω^)「あれ?」


 
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:13:48.80 ID:GaUtu47/0

( ^ω^)

ξ゚听)ξ

( ^ω^)

ξ゚听)ξ

( ^ω^)

ξ゚听)ξ

( ^ω^)「同じく、主要AAの一人、ツンデレ、通称ツンだおー」

ξ゚听)ξ「こんばんは」

( ^ω^)「はいこんばんは 特徴的な髪形がチャームポイントだお」

→ξ゚听)ξ←「これね 縦巻きロールのイメージよ!」

( ^ω^)「稀に違う髪型でも登場するお」

ξ゚听)ξ「ええ、個人的に問題はないわ」


38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:16:48.11 ID:GaUtu47/0

ξ゚听)ξ「で、読みやすいブーン系小説ね……」

( ^ω^)「だおだお と言っても、人それぞれなんだおねー」

ξ゚听)ξ「ええ、やっぱり好みは人それぞれね」

( ^ω^)「解りやすいのが、パソコンと携帯だお」

ξ゚听)ξ「見やすさが分かれるわね」

( ^ω^)「どっちの見やすさを意識して書くか これは自分が書く方で合わせればいいお」

ξ゚听)ξ「どっちにも合わせようとすると、かえって見辛くなる可能性があるわ」

( ^ω^)「だお ちなみに作者はパソコン派だお」

ξ゚听)ξ「というか携帯が古くてちゃんと見れないのよね、作者」

( ^ω^)「まぁ、そこらへんにしとくお で」

ξ゚听)ξ「読みやすさで具体的に挙げられるのは、改行、一文の長さ、句読点、この三つね」

( ^ω^)「じゃあ、一つ目の改行からいくお」

39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:21:15.67 ID:GaUtu47/0

ξ゚听)ξ「基本的に、地の文とセリフは一行開ける 最早テンプレになりつつあるわ」

( ^ω^)「こんな感じだお」





 白い息を吐きながら、雪の積もった通学路を歩く。
 小さい頃は雪で毎日遊んでいたけど、今の僕には邪魔で仕方なかった。
 
 下を向いて歩いても、目に映るのは白ばかり。
 まったくこいつらは、毎年毎年鬱陶しい。
 そんな雪に飽き飽きして、僕は顔を上げた。
 
 すると少し遠くに、見知った女の子の後姿が目に入る。
 僕は小走りで近づきながら、その子の名前を呼んだ。
 
( ^ω^)「ツーン!」

 僕の声に気付いたツンは振り返り、同じ様に白い息を生みながら、微笑んだ。
 



( ^ω^)「地の文とセリフは一行開ける、というのはこんなのだお」



41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:26:54.72 ID:GaUtu47/0

ξ゚听)ξ「でもこれが絶対じゃないから、鵜呑みにはしないでね」

( ^ω^)「こういう手法がよく用いられてる、と捉えてくれるといいお」

ξ゚听)ξ「こうしてなくても、面白い作品はたくさんあるしね」

( ^ω^)「セリフセリフの書き方は、僕らの会話みたいな感じだお」

ξ゚听)ξ「一行開ける、ね」
( ^ω^)「こうしてみるとどうかお?」
ξ゚听)ξ「読みやすいかしら?」
( ^ω^)「こっちがいいと思ったら、迷わずそうするべきだお」
ξ゚听)ξ「基本、ブーン系に枠はないからね」
( ^ω^)「好きな物を好きなように書く、ブーン系の魅力だお!」

ξ゚听)ξ「じゃ、次ね」

( ^ω^)「一文の長さだお」

ξ゚听)ξ「セリフ、地の文問わずの一文の長さよ これはこの作者が一番気にしてるわね」

( ^ω^)「そうだおね じゃあまた例を挙げてみるお」

ξ゚听)ξ「上の例を引用するわ」


 
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:30:08.29 ID:GaUtu47/0

白い息を吐きながら、雪の積もった通学路を歩く。小さい頃は雪で毎日遊んでいたけど、今の僕には邪魔で仕方なかった。

ξ゚听)ξ「どうかしら?」

( ^ω^)「パソコンだと、横にすっごく長くて見辛いお」

ξ゚听)ξ「携帯だと一行表示が短いから、そうじゃないみたい」

( ^ω^)「パソコンと携帯の差が顕著に出るとこだお」

ξ゚听)ξ「作者は一行の長さを、名前欄のIDのとこまでくらいを目安にしてるわ」

( ^ω^)「多分……そこまで考えなくてもいいと思うんだお」

ξ゚听)ξ「気にする人は気にするわ っていう話ね」

( ^ω^)「じゃ次だお 句読点」

ξ゚听)ξ「句読点は『、』と『。』のことね」

( ^ω^)「よく見る句読点の突っ込まれ方を挙げていくお」


44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:30:43.41 ID:vKVJYsQOO
ほほうなるほど( ^ω^)!

46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:34:18.44 ID:GaUtu47/0
>>43
ごめんIDでもなげぇなぁと思ったら酉つけた時の名前欄のIDまでの長さでした
訂正訂正

47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:35:22.68 ID:GaUtu47/0

■例

ξ゚听)ξ「あーあ、今日も疲れたわ。」

( ^ω^)「はいこれ」

ξ゚听)ξ「セリフの文末に句点を付けるヤツね」

( ^ω^)「これは結構嫌う人が多いお」

ξ゚听)ξ「日本語としては、間違ってはいないの」

( ^ω^)「でも昔からの文学の風潮が、句点をつけない方向になったんだお」

ξ゚听)ξ「面倒臭いから、って理由らしいけどほんとかしら」

( ^ω^)「それはわからないお……」

ξ゚听)ξ「これは結構指摘されるから気をつけてね」

( ^ω^)「と言っても、こういう事例があるおってだけで、強制じゃないお」

ξ゚听)ξ「そうね じゃ、次は地の文の句読点」


48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:39:02.63 ID:GaUtu47/0

( ^ω^)「地の文に読点がありすぎると、たまに読みづらいって指摘されるお」

ξ゚听)ξ「読点については、最高の推敲方法があるわ」

( ^ω^)「それは、音読だお」

ξ゚听)ξ「口に出してみると、まったく違う印象を受けるわよね」

( ^ω^)「ということで、また例だおー」

■例

 そしてついにドクオは渾身の力を振り絞り立ち上がった
 
( ^ω^)「全部に句読点を入れるお」

 そして、ついに、ドクオは、渾身の力を、振り絞り、立ち上がった。
 
( ^ω^)「うわぁ…… 作者が付けるとしたら、こう」

 そしてついに、ドクオは渾身の力を振り絞り、立ち上がった。
 
( ^ω^)「どうですかお? 音読してみると、スムーズにいけると思いますお」

49ちょっと調子のって投下 :2009/01/05(月) 00:40:48.00 ID:gpe1w8HD0
こっちに来てから最初の冬は、近年稀に見る豪雪な訳で。
地上に住む人々へと容赦なく降り注ぐ雪は矢のように俺を刺している。

雪かきって、辛いね。
関西に住んでた俺には初体験なんだけどさ、もう二度としたくないわ。

それでも、雪が降り続ける限りはやらされるんだろうなあ。
これから冬が来るたびにやらされるんだと思うと気が滅入る。

('A`)「ふーっ。」

大分雪は寄せたかな。これなら少なくとも通る邪魔にはならないだろ。
にしても作業を始めてから2時間。時給は0円。泣ける。

ξ゚听)ξ「お疲れ様。ココア入ってるから早く来なさい!」

窓から俺の嫁が顔を出した。
時給は愛情の詰まったココア一杯。なかなか洒落てるじゃねえか


50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:42:31.78 ID:3Ro1i5AO0
>そして、ついにドクオは渾身の力を振り絞り、立ち上がった。
俺はこうかな?

51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:42:38.62 ID:GaUtu47/0

ξ゚听)ξ「日本人には、七五調っていう脳にインプットされたリズムがあるの」

( ^ω^)「歌の歌詞に使われたりしてるお」

ξ゚听)ξ「それを意識して句読点を付けると、いいかもしれないわ」

( ^ω^)「音読してみて、スムーズに読めてるならきっと大丈夫だお」

ξ゚听)ξ「ちなみに、穏やかな印象を与えたい時は七五調を」

( ^ω^)「力強く強調したい時は五七調を使うといいと言われているお」

ξ゚听)ξ「今のブーンみたく、重複表現にも気をつけてね」

( ^ω^)「なんてこったい」

ξ゚听)ξ「とりあえず、書く上で気を付ける点と言うか、この作者が意識してるのはこんなとこよ」

( ^ω^)「他には、地の文は三行まで それ以上は一行開ける、くらいだお」

ξ゚听)ξ「たまに四行かくけどね 仕方のない時に」

( ^ω^)「意識してるだけだから、絶対じゃないんだおね」

ξ゚听)ξ「そう だからここでは、一例を挙げているだけね」

( ^ω^)「何度も言ってるけど、そこは注意してほしいお」

52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/05(月) 00:47:06.26 ID:GaUtu47/0

( ^ω^)「ぶっちゃけて言うと、僕らAAキャラを使うだけ、だと思うお」

ξ゚听)ξ「そうね 人気のあるシリアルキラーとか、AA無しだったりするし」

( ^ω^)「読者の目が肥え、敷居が高くなっている……」

ξ゚听)ξ「そんなことを言われてるけど、そうは思わないわ」

( ^ω^)「自分が楽しみながら書いていくうちに、きっと色々変わってくると思うお」

ξ゚听)ξ「ええ、努力は必ず報われると思うわ」

( ^ω^)「貴方の作品を待っているお!」

(´・ω・`)「怖かったら、最初はスレを立てずに総合に投下するといい」

('A`)「総合の場合、書きながらの投下は絶対にやめような」

ξ゚听)ξ「卑下もやめた方がいいわ これは総合でも、スレ立てでもね」

( ^ω^)「ということで、短いけどこの辺で終わりたいと思いますお」

(´・ω・`)「何か思う事があったら、また書くと思う」

( ^ω^)「その時はその時! ということで、今後もブーン系小説をよろしくお願いしますお!」

( ^ω^)ノシ「ばいぶー」





ありがとうございました

この作品をまとめてくださったサイト様⇒ブーン系小説グループ様

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