（；＾ω＾）「緊張するお……」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「大丈夫よ、落ち着いて」
（ ＾ω＾）「ご両親はどんな人なんだお？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「お母さんはとても優しいわ」
（ ＾ω＾）「お父さんは……？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「……」
（ ＾ω＾）「？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ちょっと変わった人……かな」
（ ＾ω＾）「変わった人かお……」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「さぁ、着いたわよ」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ただいまー」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「おかえり、ツン」
（；＾ω＾）「は、はじめまして」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あらあら はじめまして」
（；＾ω＾）「ツンさんとお付き合いさせて頂いている、内藤ホライゾンと言いますお」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「娘からよく伺っております とても素敵な方だと」
ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ「ちょ、ちょっとお母さん！」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あらあら照れちゃって」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「じゃあ、あがって下さい」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「お父さん、ガラにもなく緊張してるわよ」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「そうなの？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「えぇ、朝から鏡の前でブツブツ言ってたわ」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「……」
（ ＾ω＾）（どんな人なんだお……）
ζ(ﾟーﾟ*ζ「この部屋よ」
ｽｰｯ
('A`)「来たか……我が娘を欲する若き戦士よ……」
（ ＾ω＾）
ξﾟ⊿ﾟ)ξ
ζ(ﾟーﾟ*ζ
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あなた」
('A`)「此度の旅、大儀であった 入りなさい」
（；＾ω＾）「し、失礼しますお」
('A`)「君」
（；＾ω＾）「はい？」
('A`)「こたびのたび、だよ 笑うとこだよ」
（ ＾ω＾）（えぇ……）
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「そんなくだらないことどうでもいいから」
('A`)「なん……だと……」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「どうぞ、座ってください」
（ ＾ω＾）「ありがとうございますお」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「紹介するわ こちら、今お付き合いしてる内藤ホライゾンさん」
（ ＾ω＾）「内藤です よろしくお願いします」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「私は母のデレです」
('A`)「暗闇に浮かぶ月と共に……闇夜に舞い降りた呪われし力…そｎ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「これは夫のドクオです」
('A`)
（；＾ω＾）「はい」
（；＾ω＾）（たしかに……変わった人だお）
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ほら、ブーン」
（；＾ω＾）「あ、うん」
（ ＾ω＾）「あ、あの」
（ ＾ω＾）「今日は実は、とても大切なお話があるのです」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あらあら」
('A`)「言ってみなさい」
（ ＾ω＾）「ツンさんと……」
（ ＾ω＾）「結婚したいと考えております！」
('A`)
ζ(ﾟーﾟ*ζ（いいわぁこの初々しさ……ドゥフフ）
ζ(ﾟーﾟ*ζ「お話は娘から聞きましたから、承知してますわ」
（ ＾ω＾）「はい 今日はその事でご挨拶に」
('A`)「君はいくつだい？」
（ ＾ω＾）「今年で25になります」
('A`)「ほう、同い年か」
（ ＾ω＾）「はい」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「彼とは、会社で出会ったの」
('A`)「社内恋愛か」
('A`)「実はな、俺もそうなんだ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あらやだ」
（ ＾ω＾）「そうなんですかお？」
('A`)「当時俺は、セクハラにこっていてね」
（；＾ω＾）「は……？」
('A`)「当然のように、社内のマドンナだった当時の妻にセクハラしたんだ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「大胆だったわぁ……」
('A`)「それが妻と結婚する、切っ掛けになった」
（；＾ω＾）「え？」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「ちょ、ちょっと……初耳よそれ」
('A`)「言ってないからな」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「言ってないわねぇ」
('A`)「案外、ノリがよくてだねこいつは」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「ドゥフフ あまりの大胆さに惚れてもうたわ」
（ ＾ω＾）（あ、あれ？ お母さんも変わってる？）
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「な、何言ってるのよ」
('A`)「そこからはもう、大恋愛の始まりだよ」
('A`)「他の子へのセクハラもやめて、こいつに夢中になってしまったよ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「もう……恥ずかしい事思い出させないでよ」
('A`)「いいじゃないかいいじゃないか」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「大胆なんだからもう……」
（ ＾ω＾）（やべぇ……）
('A`)「内藤くん」
（ ＾ω＾）「はい？」
('A`)「同じ社内恋愛なら、わかるだろう？」
- 父ドックン厨二病かｗｗｗ
支援す
('A`)「誰もいない会社でのセックξ#ﾟ⊿ﾟ)ξ「チェストーーー！！」
('A`)「ドタマッ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「こらこら、お父さんにネリチャギしちゃだめよ」
（；＾ω＾）「……」
('A`)「ハハッ 母さん」
('A`)「娘のパンツが見れただけで、よしとしよう」
ξ#ﾟ⊿ﾟ)ξ「フーッ フーッ」
('A`)「ハハハ 落ち着きなさい」
（；＾ω＾）「は、はは……冗談の上手なお父様ですお」
('A`)ﾋﾟｸﾝ
('A`)「ツン」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「？」
('A`)「お父様と言ってくれ」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「え…お、お父様」
('∀`)「おぉぉ……一国の王になったような……セレブレティを感じる……」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「大興奮ね」
('A`)「ふぅ…」
('A`)「さて、内藤君」
（；＾ω＾）「は、はい」
('A`)「一口に結婚と言っても、障害は多々あるものだ」
（ ＾ω＾）「はい」
（ ＾ω＾）（やっぱり、やる時はやる人のようだお……）
('A`)「やはり大切なのは、生活力だと思うのだよ」
（ ＾ω＾）「はい」
('A`)「いくら愛し合っていても…食べていけなかったら意味はない」
('A`)「金で愛は生まれない」
('A`)「だが……」
('A`)「愛を育むには、金が必要なんだ」深イイ～
（ ＾ω＾）「……はい」
('A`)「セクハラで育まれた愛もあるがね 素人にはおすすめできない」
（；＾ω＾）
('A`)「と言う事で、失礼だが君の年収を聞かせてもらおう」
（ ＾ω＾）「年収は550万程です」※ボーナス込み
('A`)
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あら 25でそれは結構すごいんじゃない？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「私と一緒の会社、つまりVIP商業だからね」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「超大手ね」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「その中でも、彼は今度あるプロジェクトのリーダーに抜擢されたの」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あらあらまぁまぁ」
('A`)
（ ＾ω＾）「仕事も新しい環境になりましたし、この機にしっかりと身を固めようと」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「偉いわぁ どこかのセクハラハゲチャビンとは段違いね」
('A`)
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あなた給料いくらだっけ？」
('A`)
ζ(ﾟーﾟ*ζ「たしか、ツンよりも少なかったわよね？」
('A`)
ζ(ﾟーﾟ*ζ「娘に給料超されて、今どんな気分？」
('A`)
ζ(ﾟーﾟ*ζ（この年でSッ気が覚醒しそうだわ……ドゥフフ）
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「ま、まぁまぁお母さん」
（ ＾ω＾）「確かに、お金も大切だと思いますお」
（ ＾ω＾）「でもお父様は、こんなに素敵な娘さんをしっかりと育てましたお」
（ ＾ω＾）「男として、父親の姿として尊敬しますお」
('∀`)ﾆﾏｧ
('∀`)「いいこと言うじゃないか君は」
（ ＾ω＾）「いえ、自分の素直な気持ちですお」
ζ(ﾟーﾟ*ζ（うまい……！）
('∀`)「ハハハ 気に入ったよ！」
('∀`)「母さん母さん！ あれあったろう！ 銘酒VIP！」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「この前ラッパしちゃったわ」
('A`)
('A`)「あ、じゃあビールもってきて」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「はいはい」
('A`)「内藤くん、飲もうじゃないか」
- しかしこのドクオには子供が・・・つまり・・・
いややっぱりなんでもないよ
（；＾ω＾）「あ…自分お酒はちょっと」
('A`)ﾋﾟｸﾝ
('A`)「酒が……飲めないだと……？」
（；＾ω＾）「すみません」
('A`)「腐ってる……腐ってるぞ！」
('A`)「酒を愉しめない男が！ 女を楽しまさせられれれっちょ」
（；＾ω＾）「え？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ（噛んだ……）
('A`)「楽しまさせられるかってんだよ！」
（；＾ω＾）「は、はぁ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「はーいお待たせ」
('A`)「さぁ、内藤くん 飲むんだ」
（；＾ω＾）「うう……」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「ちょ、ちょっと そんな無理矢理……」
('A`)「……ツンの為に、飲めないのかね？」
（ ＾ω＾）「！」
('A`)「これは試練なのだよ」
('A`)「これが飲めないのなら、結婚は認めない」
('A`)「さぁ…どうする？」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「お、お父さん……」
（ ＾ω＾）「……飲みますお」
（ ω ）ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｯ……
('A`)「いい……飲みっぷりだ……」
（*＾ω＾）「ぷはぁ！」
('∀`)「やればできるじゃないか！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
（；＾ω＾）「くらくらしますお」
('∀`)「君のサムライスピリッツはよくわかった！ 感動した！」
('A`)「よしじゃあ、酌をしてくれないか」
（ ＾ω＾）「はいですお」
（ ＾ω＾）っﾄｸﾄｸﾄｸ
('A`)「おっとっと ありがとう」
('A`)ﾁﾋﾞｯ
（ ＾ω＾）「え？」
('A`)「あぁ！ うまいなぁ！」
（ ＾ω＾）「え？ ﾁﾋﾞｯって、え？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「この人、お酒全然飲めないの」
('A`)「かっこつけてみたけど、やっぱり飲めたもんじゃないな」
（# ＾ω＾）（この親父……）
('A`)「いやしかし！」
('A`)「君の気持ちはよくわかったよ！」
('A`)「結婚を、認めよう」
（*＾ω＾）「ホントですかお！？」
('A`)「男に二言はない」
（*＾ω＾）「やった！ やったおツン！」
ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ「うん！ ありがとう！お父さん！」
('A`)「ハハッ 昔を思い出すなぁ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「おめでとうねぇ」
('A`)「式はいつなんだい？」
（ ＾ω＾）「今回任されたプロジェクトが終わったら、すぐにでも」
('A`)「そうかそうか 楽しみにしているよ」
（ ＾ω＾）「お二人の結婚式は、どんな感じだったんですかお？」
('A`)
（；＾ω＾）（あれ…）
ζ(ﾟーﾟ*ζ「式はねぇ、挙げてないのよ」
（；＾ω＾）「そ、そうだったんですかお」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「お金がなかったのもあったんだけどね」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「それがね、ドゥフフｗ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「結婚が決まった日に、この人の懲役も決まったのよ」
（；＾ω＾）「え、懲役？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「セクハラで告訴されてね」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「懲役くらったの この人」
('A`)
（；＾ω＾）「……」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「は、初耳だわ……」
- どんだけ底辺なんだｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
('A`)「そうさ」
('A`)「俺は己の罪を認め、真っ直ぐに向き合い、償ったのさ」
（；＾ω＾）
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ（最悪……）
ζ(ﾟーﾟ*ζ「だから、籍をいれただけなのね」
（；＾ω＾）「す、すみませんお……」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「いいのよぉ 二人の式、期待してるわ」
（ ＾ω＾）「はい 盛大にやろうと思いますお」
('A`)「頑張ってな……」
（；＾ω＾）「は、はい」
('A`)「ところでだ！」
（ ＾ω＾）（切り替えはええ）
('A`)「趣味はあるのかい？」
（ ＾ω＾）「趣味ですかお？」
('A`)「あぁ」
（ ＾ω＾）「ネットサーフィン……くらいしか」
（ ＾ω＾）「なかなか時間がとれなくて」
('A`)ﾋﾟｸﾝ
('A`)「ネットって、２ちゃんねるは見るのかい？」
（ ＾ω＾）「はぁ、たまに」
('A`)「VIPっていう板知ってる？」
（ ＾ω＾）「たまに見てます おもしろいですおね」
('∀`)「そうかそうか！」
('∀`)「実は俺も見てるんだよ！」
（ ＾ω＾）「そうなんですかお」
('∀`)「フフフ実はね……」
('∀`)「ブーン系小説って、知ってるかい？」
（ ＾ω＾）「あーはい、知ってます」
('∀`)「あれをね、書いてるんだ」
（ ＾ω＾）「ほんとですかお？！」
('∀`)「あぁ、なかなか支援ももらっているんだ」
（ ＾ω＾）「すごいですおねーあれ」
('∀`)「フフフ 今連載もしていてね」
（ ＾ω＾）「なんて作品ですかお？」
('∀`)「それは言えないなぁ！」
- >>79
連載する気かよｗｗｗｗｗｗｗ
('∀`)「どんな作品が好きなの？」
（ ＾ω＾）「えぇっと……○○とか○○とか○○とか……」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「シリアス物ね」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ（知ってた？！）
('A`)
（ ＾ω＾）「あとは、○○！ これが一番好きですお！」
('A`)「あぁ……おもしろいよね……」
('A`)
('A`)
（；＾ω＾）「どうしたんですかお？」
('A`)「いや……」
('A`)（俺の作品がないじゃないか……）
- (>'A`)>ｳﾜｧｧｧ
( へへ
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あぁ、○○は私私」
('A`)「え？」
（；＾ω＾）「えっ！？ まじですかお！？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「暇潰しに始めたら、結構面白くってね」
（ ＾ω＾）「うわーいつも楽しく見させて頂いてますお！」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あらあら、ありがとうね」
（ ＾ω＾）「あの第185話でブーンがうんたらなんたら」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あそこはこうなってうんたらドゥフフ」
ﾍﾟﾁｬｸﾁｬｸｰﾁｬ
('A`)
('A`)ﾁﾋﾞｯ
('A`)ｶﾁｬｶﾁｬ
('A`)ﾋﾟｯ…
（ ＾ω＾）「でもまさか、ご夫婦で書いてらっしゃるとは」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「暇潰しだけどね」
('A`)「あ、あぁ 暇潰しだな」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「……」
（ ＾ω＾）「お父さんの作品が知りたいですお」
('A`)「いや、ハハッ そんな見せるもんじゃないし、ね……」
ζ(ﾟーﾟ*ζﾊﾟｶｯ（携帯を開けた音）
ζ(ﾟーﾟ*ζ（……）
ζ(ﾟーﾟ*ζ（……またｸｯｿｽﾚ立てやがって……）
('A`)（まじかよ……嫁があれ書いてたなんて超大御所じゃん）
('A`)（てかブログやってるから媚びコメントばっかしてたし……）
<('A`<)（うわぁぁぁぁぁ……）
ζ(ﾟーﾟ*ζ（ドゥフフ）
（ ＾ω＾）「いやぁ、仲が良さそうで羨ましいですお」
（ ＾ω＾）「僕もお二人のような家庭を築きたいですお」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「照れちゃうわねぇ」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「でも、ほんとに仲いいし、娘としても楽しいわ」
('A`)「ツン……」
('A`)「そうだ、 子供は何人くらいの予定なんだ？」
（ ＾ω＾）「子供ですかお……」
（ ＾ω＾）「男の子と女の子……最低二人は欲しいですお」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「そうねー」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「早く孫の顔が見たいわぁ ドゥフフ」
('A`)「孫か……死ぬ前に見たいな」
（；＾ω＾）「いつになるかわかりませんけど、そんなこと言わないでくださいお」
('A`)「！」
('A`)「そうだ内藤くん」
（ ＾ω＾）「はい？」
('A`)「ツンとはもう、エッチしたの？」
（ ＾ω＾）
ξﾟ⊿ﾟ)ξ
('A`)「ねぇねぇ、どうなの？」
（；＾ω＾）「え、その……」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「ちょっと……やめてよ……」
('A`)「何を言う キチンと愛の営みをしているかどうか聞いてるんだよ」
（；＾ω＾）
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ
('A`)「どうなんだい？」
（；＾ω＾）「あ、ま、まぁ、一応……」
('∀`)「いいなぁ！ そうかぁ！ ツンとしたのか！」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「やーめーろー！」
('A`)「で……」
('∀`)「どうだった？ よかった？」
- 駄目親父だ
ホントに駄目だ
ﾄﾞｸﾞｼｬｧ
ξ#ﾟ⊿ﾟ)ξっ）'A`（⊂ζ(ﾟーﾟ*ζ
ζ(ﾟーﾟ*ζ「またぶち込まれるわよ？」
ξ#ﾟ⊿ﾟ)ξ「いい加減にしろセクハラ親父……！」
（ ＾ω＾）（色々前言撤回したい……）
#)'A`(# 「ハハハ 冗談だよ冗談 本気になるなって……」
ﾎﾟﾝｯ!
∑('A`)そ
('A`)「兄弟はほしいよなぁ ツンも欲しがってたしな」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「う、うん」
('A`)「俺も頑張ったけど、二人目は無理だったんだ」
('A`)「ごめんな、ツン」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「そ、そんないいわよ別に」
('A`)「ハハッ 俺も二人目は欲しかったんだけどな」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「それは無理よ」
('A`)「え？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「だって、あなたずっと違うとこに入れてたんだし」
('A`)
（ ＾ω＾）
ξﾟ⊿ﾟ)ξ
('A`)「え？」
('A`)
('A`)
('A`)「うん？」
- ::::::::::::::::::: :::::::::::::::::
:::::::::::::::::: :::::::::::::::::
::::::::::::::::: ::::::::::::::::
:::::::::::::::: :::::::::::::::
::::::::::::::: ::::::::::::::
:::::::::::::: _...('A`).._ :::::::::::::
:::::::::::::.' ﾉ( ﾍﾍ ｀.::::::::::::
::::::::::::::::::.... ....:::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あなた、童貞なの」
('A`)
('A`)「え？ うぇ？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「ほら ツンって全然あなたと似てないでしょ？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「実は私バツイチで、ツンは前の旦那との子供なのよ」
('A`)「え？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「ツンが生まれたのは、あなたが服役した1ヵ月後」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あなたと出会ったのは、服役される3ヶ月前」
('A`)「え？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「おかしいでしょ？ 実は私、離婚前に妊娠してたの」
('A`)
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「えーーーー？！」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「だからずっと、あなたは違う場所にいれてたのよ ドゥフフ」
('A`)「え、ちょ」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「ごめんなさいね、ツン」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「いや、その、なんて言っていいか」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「でもね、今は夫婦 あなたは正真正銘私達の子供なのよ」
（ ＾ω＾）（うまくしめた……しまんねーよ）
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「あ、う、うん」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「筋金入りのガチ童貞だったこの人は、純粋に信じちゃって……」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「そりゃ子供なんかできないわよね ドゥフフｗｗｗ」
('A`)
('A`)
('A`)「俺は……童貞なのか……？」
（ ＾ω＾）（あぁ……）
ξﾟ⊿ﾟ)ξ（うわぁ……）
('A`)
('A;:..ｻﾗｻﾗ……
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「お、お母さん」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「うん？」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「どうしてその人より、お父さんを選んだの？」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「ああ、それはね」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「おもｓ……愛してるからに決まってるじゃない」
ζ(＾ー＾*ζ「ドゥフフ」
（ ＾ω＾）
ξﾟ⊿ﾟ)ξ
結婚って、難しいなぁ
（ ＾ω＾）ブーンが結婚の挨拶をするようです
おっしまい
ありがとうございました
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