( ^ω^)ブッ休さんのようです
───その2
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2009/01/15(木) 22:07:26.43 ID:qHpNsc1V0
第二話
「本物は、どっちだ」
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:07:59.04
ID:0IeA/iEw0
二話ktkr支援
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:08:10.98
ID:Quxh9lPW0
まだやるのかw
頑張れww
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:09:47.90
ID:qHpNsc1V0
( ^ω^)「風邪ひいた」
ξ゚听)ξ「まさか橋が重みに耐えきれなかったなんて……」
( ^ω^)「まぁ、問題は解決? したからいいお」
ξ゚听)ξ「そうね」
ガラッ
('A`)「よう、お二人さん」
( ^ω^)「ドッ休かお どうしたんだお?」
ξ゚听)ξ「お邪魔してるわ」
('A`)「よ、おツンちゃん で、ブッ休」
( ^ω^)「なんだお?」
('A`)「朗報だ」
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:12:52.59
ID:qHpNsc1V0
('A`)「すっげぇ美人がきてる」
( ^ω^)「まじかお?」
('A`)「あぁ、今アラ尚様が対応してるぜ」
( ^ω^)「あの爺で大丈夫なのかお?」
('A`)「しらねーけど、これは……」
( ^ω^)「覗き見るしか、あるまいて」
('A`)「そういうことだ モラ休とショッ休もいるぜ」
( ^ω^)「抜けがけとはいただけない奴等だ」
('A`)「てことで、俺達も行こうぜ」
ξ゚听)ξ「まったく……男の子はこれだから……」
( ^ω^)「おツンちゃんもいくお」
ξ゚听)ξ「はいはい」
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:14:05.21
ID:bNT+8vb50
このツンは間違いなく幼なじみ
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:15:49.59
ID:qHpNsc1V0
(´・ω・`)「お、きたね」
( ・∀・)「おせーよ」
( ^ω^)「仕方ねーお さっき聞いたばっかなんだし」
(´・ω・`)「まぁ……みてごらん」
( ・∀・)「すごい美人だぜ」
ブッ休達はみたらし団子のように重なり、ふすまの隙間から中を覗いた。
( ・∀・)
(´・ω・`)
( ^ω^)
('A`)
ξ゚听)ξ
の順番である。
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:16:36.88
ID:Quxh9lPW0
ドッ休・・・
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:17:35.28
ID:q2aIJ7MtO
おちんちん潰れちゃうwww
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:19:26.43
ID:0IeA/iEw0
しょっきゅう言いづれえよw
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:21:28.06
ID:qHpNsc1V0
ふすまの向こう、アラ尚と向き合い、座るのは。
川 ゚ -゚)
年は二十歳を過ぎたあたりだろうか。
長く美しい黒髪が、見事に着こなしている白色の和服に映える。
白紙に書かれた卓越な文字の如く、思わずほうっと溜息をもらしてしまう。
しゃんと伸ばした背筋は、真っ直ぐな性格を彷彿とさせる。
一文字で表すなら、『美』
女性は均整のとれた、美そのものだった。
/ ,' 3「スリーサイズは?」
( ^ω^)「おい 誰かあいつ黙らせろ」
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:22:57.37
ID:Xqh6+8sY0
wwww
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:23:18.36
ID:Quxh9lPW0
元気なジジイは良いジジイ・・・だと思ってる
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:23:50.27
ID:qHpNsc1V0
(´・ω・`)「アラ尚様……さすがだ」
( ^ω^)「なにがだよ」
( ・∀・)「ある意味、さすがだね」
ξ゚听)ξ(なんかくさい……)
('A`)(おツンちゃんの……上……)
( ^ω^)「いやねーよ 固まってんじゃん美人さん」
川 ゚ -゚)
163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:27:08.77
ID:qHpNsc1V0
やがて、女性は美しい赤い唇を開いた。
川 ゚ -゚)「スリーサイズは……」
川 ゚ -゚)「読者の想像に任せる」
凛とした表情でよくわからないことを言った。
/ ,'
3「いい、切り返しじゃわい……フフ……血が滾るのう……」
( ^ω^)「なんでだよもういいよあいつ」
(´・ω・`)「まぁまぁ 黙って見ていようじゃないか」
('A`*)(やべ……勃起してきた……)
ξ゚听)ξ(……?)
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:30:14.50
ID:qHpNsc1V0
/ ,' 3「して、この暗黒寺になんの御用ですかな?」
川 ゚
-゚)「聞けば、和尚様は孤児を引き取り、世話をしているとか」
/ ,'
3「ほっほっ 悪ガキどもの世話は、老いた身には堪えるものがありますわ」
川 ゚
-゚)「ご謙遜を 見ればまだまだ現役のご様子ではありませんか」
( ^ω^)「性的な意味で現役だお」
(´・ω・`)「女性を見るとあれだからね……」
('A`*)(いいよな……当てちゃっても……)
ξ゚听)ξ(なに……なんか固い物が……)
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:34:00.15
ID:qHpNsc1V0
川 ゚ -゚)「そんなお話を聞いて、一つ差し入れを持ってきました」
/ ,'
3「ほう……」
川 ゚ -゚)「お口に合うかわかりませんが……どうぞ」
/ ,' 3「これは……」
アラ尚が差し出された箱の蓋を開けた。
/ ,' 3「おはぎですか」
川 ゚ -゚)「えぇ、おはぎです」
( ^ω^)「うまそーだお!」
(´・ω・`)「うん 食べたいね」
( ・∀・)「おはぎとか久しぶりに見るなぁ」
('A`*)(コン……コン……)
ξ゚听)ξ(なんだろう……小さい……棒……?)
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:35:11.56
ID:Xqh6+8sY0
ドッ休死ねww
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:36:32.22
ID:q2aIJ7MtO
おちんちんへのセクハラ多いなwww
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:36:36.84
ID:qHpNsc1V0
/ ,' 3「一つ、食べてみて下され」
その一言で、場に緊張が張り詰めた。
川 ゚ -゚)「……ふふっ 毒など入ってはいませんよ?」
/ ,' 3「そんなことは言っておりませんよ」
/
,' 3「どうですかな?」
川 ゚ -゚)「仕方ありませんね」
すると女性が、おはぎの一つを手に取り、口に運んだ。
そして、一つのおはぎを平らげる。
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:38:26.42
ID:Rh8r3BPcO
これはツンに期待
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:39:34.39
ID:qHpNsc1V0
川 ゚ -゚)「安心されましたか?」
/ ,'
3「これはとんだ失礼を、ありがたく、頂戴します」
川 ゚ -゚)「いえ、皆さんで食べて下さい」
/ ,' 3「ところで……」
川 ゚ -゚)「何か?」
/ ,' 3「Sですか?Mですか?」
( ^ω^)「おい そこまでだエロ爺」
/ ,' 3「な、なんじゃ!? 見てたんか!?」
川 ゚ -゚)「Sです」
( ^ω^)「えっ? 答えちゃうの?」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:43:17.33
ID:qHpNsc1V0
(´・ω・`)「おいしそうです ありがとうございます」
( ・∀・)「わざわざどうもです」
川 ゚ -゚)「いえ 世は戦乱……女身一つでも、何か子供達の為にと思い」
/ ,' 3「素晴らしい女性じゃぁ……ありがたやありがたや……」
( ^ω^)「疑ってたのにな」
/ ,'
3「うるさいわ! 今日越後屋にもらった菓子折り食ったら腹壊したんじゃ!」
( ^ω^)(やっぱ根にもってたんだ……)
川 ゚
-゚)「ふふっ 皆さんで、食べて下さい」
(´・ω・`)「あぁ、皆でいただこうか」
/ ,'
3「ふんっ 儂は後で食うから二個だけ残しておいてくれ」
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:45:36.77
ID:qHpNsc1V0
( ^ω^)「あれ? ドッ休は?」
( ^ω^)
(^ω^)
(*'A`*)「おツンちゃん……! おツンちゃん……!」
ξ;凵G)ξ「いやぁぁぁぁ! 臭い!臭い!」
176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:46:09.13
ID:cLjpZCny0
ドッ休wwwwwwwwww
177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:46:45.80
ID:q2aIJ7MtO
ドッ休・・・だめだこいつ・・・
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:47:05.07
ID:Xqh6+8sY0
死ねwwwww
179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:47:28.08
ID:qHpNsc1V0
(^ω^)……
( ^ω^)「さて、食うかお」
( ・∀・)「おう」
(´・ω・`)「いただきまーす」
三人がおはぎを手にし、かぶりついた、その時。
( ゚ω゚)「オゴッ!」
(;・∀・)「アガッ!」
(´゚ω゚`)「ンァァァア!」
181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:50:01.17
ID:qHpNsc1V0
歯がおはぎを噛み切ることはなかった。
(;^ω^)「こ……これは……」
(;・∀・)「石……だと……?」
(´・ω・`)「まさか……」
すると、女性がいきなり立ち上がり後ずさった。
川 ゚ -゚)「フフフ……」
ポンッ
183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:52:26.29
ID:qHpNsc1V0
∧∧
川 ゚ -゚)「ははは! まんまと騙されたコンね!」
(;^ω^)「なっ!?」
/ ,' 3「狐……じゃと?」
( ・∀・)「まいったね」
(´・ω・`)「狐に騙されたか……」
∧∧
川 ゚
-゚)「いい気味だコン! 綺麗な女の格好をしていれば、男はすぐに騙されるコン!」
/ ,' 3「儂は見抜いてた」
( ^ω^)「お前もうだまってろよ」
186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:53:43.17
ID:Xqh6+8sY0
そんなことよりツンが心配だwww
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:56:11.25
ID:Uc3cQjNBO
キツネかわいいな
- 188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:56:23.11
ID:qHpNsc1V0
-
-
- ∧∧
川 ゚ -゚)「ケケケ! じゃあさらばだコン!」
( ^ω^)「あ! にがさねぇお!」
( ・∀・)「追い掛けるぞ!」
(´・ω・`)「悪い事をしたらバチが当たることを教えてやる」
ダバダバダバー
/ ,' 3「……狐に……欲情したのか……」
アラ尚、七十二の冬。
新しい境地の発見であった。
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:57:54.20
ID:JcsmafqQO
新境地www
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:58:08.41
ID:q2aIJ7MtO
和尚www
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:59:00.14
ID:qHpNsc1V0
(*'A`*)「ハァ……ハァ……」
ξ#゚听)ξ「おい このクサレ野郎 床をなめろ」
(*'A`*)「はいっ! ツン様! どうぞ踏みつけて下さい!!」
ξ゚听)ξ「フフフ……いい子ね……思いっきり踏んづけてやるわ」
こちらでも二人。
何かに目覚めていた。
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 22:59:48.33
ID:Xqh6+8sY0
ちょwww
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:00:33.09
ID:ozdEon17O
ダメだこいつらwwwww
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:01:50.06
ID:UezPZ0rO0
おい誰か2人を止めろ
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:03:17.11
ID:qHpNsc1V0
( ^ω^)「あ! あっちだお!」
( ・∀・)「あの野郎……絶対ゆるさねぇ!」
(´・ω・`)「あっちは……ご本尊がある本殿じゃないか」
( ^ω^)「馬鹿だお あそこは入口一つしかないお」
( ・∀・)「袋の鼠ならぬ、ふくろの狐か」
(´・ω・`)「急ごう」
そして三人は本殿へと入っていった。
少し遅れて、アラ尚も。
/ ,' 3「ククク……」
その手には、ロープとムチが握りしめられていた。
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:04:04.75
ID:eJpfXX9/0
(えぇ……)
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:06:21.62
ID:qHpNsc1V0
本殿は静寂が保たれていた。
( ^ω^)「お……とりあえず、入口を閉めるんだお」
( ・∀・)「あぁ……っと、アラ尚様?」
/ ,' 3「ふふふ……狐とSMをする日がこようとは」
( ^ω^)「おい そいつ入れんな 絶対入れんな」
/ ,' 3「な、なんじゃい! 儂も入れんか!」
( ^ω^)「うっせくんな変態爺」
(´・ω・`)「……ムチだけはおいてください」
/ ,'
3「仕方ないのう……」
ムチを外に置き、アラ尚が入ったところで入口は閉められた。
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:09:52.29
ID:qHpNsc1V0
(´・ω・`)「さて……」
( ・∀・)「圧倒的違和感が……」
( ^ω^)「あれかお……」
暗黒寺にある一つの仏像。
それとそっくりな物が、二つあった。
それは小さな仏像で、位置を動かされ並んでいる。
つまりは。
( ^ω^)「どっちかが化けた狐ってことかお……」
(´・ω・`)「そのようだね」
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:12:14.31
ID:qHpNsc1V0
/ ,' 3「ブッ壊せばわかるんじゃね?」
( ^ω^)「あんた仮にも和尚だよね?」
(´・ω・`)「仏像を叩くとか……なんというばちあたりな……」
/ ,' 3「ふんっ! いってみただけじゃもん!」
( ^ω^)「こいつ……」
( ・∀・)「さーて、どうしようか」
(´・ω・`)「うーん……」
( ^ω^)「見れば見るほどクリソツだお……」
/ ,' 3「……ブッ休よ」
( ^ω^)「あ?」
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:14:24.39
ID:qHpNsc1V0
/ ,' 3「今こそ、とんちの時じゃ」
( ^ω^)「!」
(´・ω・`)「そうだ ブッ休のとんちがあるじゃないか」
( ・∀・)「困った時の、ブッ休とんちが!」
( ^ω^)「なんという半ば強制的な展開」
/ ,' 3「黙れ! やれ!」
(´・ω・`)「さぁ! kskksk!」
( ・∀・)「ksk!ksk!」
( ^ω^)「はぁ……しょうがねぇお」
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:14:57.31
ID:ozdEon17O
とりあえず、落語披露すればいいんじゃね?
もしくは目の前で宴会とかwwwww
211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:17:52.21
ID:qHpNsc1V0
そしてブーンがスピリチュアルファンタジスタに入る。
( ω
)「ポクポクポクポクポクポクポクポクポク」
(´・ω・`)「ksk!」
( ・∀・)「ksk!」
/ ,' 3(狐に踏まれる……狐に踏まれる……!)
意識は集い、kskする!
( ω )「ポクポクポクポクポクポク」(そういえばドッ休どうしたのかなー)
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:20:46.70
ID:qHpNsc1V0
( ^ω^)「ブッ」
化けた狐
∧∧
(川 ゚ -゚))(えぇ……)
( ^ω^)「閃いたお!」
(´・ω・`)「さすがだブッ休」
( ・∀・)「どんな方法だ?」
ブッ休はアラ尚を見て、言った。
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:24:57.10
ID:qHpNsc1V0
( ^ω^)「おい爺」
/ ,' 3「お前ちょっと、いい加減にしろよ?」
( ^ω^)「うるせーよ えーと、アラ尚様がお経を唱えると、仏像っていつも舌を出してましたおね」
(´・ω・`)(! なるほど……それで舌を出す様に仕向けるわけか)
(´・ω・`)「ああ、そうだったね」
( ・∀・)「うん、出してた出してた」
( ^ω^)「だおだお だからアラ尚様がお経を読めば、一発でわかるお!」
/ ,' 3「え?」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:25:52.12
ID:Xqh6+8sY0
え?
221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:26:03.57
ID:yKchtYQt0
おぃw
222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:26:06.09
ID:IlyzmONwO
あ、駄目だこの老人・・・
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:26:22.35
ID:UqcaDWkIO
ジジイの察しの良さにshit
225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:27:48.46
ID:qHpNsc1V0
( ^ω^)「……」
(´・ω・`)「……」
( ・∀・)「……」
( ^ω^)「いやほら、舌出してたじゃん?」
/ ,' 3「仏像が舌出すわけねーだろ バカジャネーノ」
(#^ω^)「この野郎……」
化けた狐
∧∧
(川 ゚ -゚))(あぶねぇ……)
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:28:18.00
ID:OuWoSPHa0
KYすぎるだろ・・・
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:28:59.48
ID:ozdEon17O
ジwジwイwwwww
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:29:10.27
ID:Xqh6+8sY0
こいつwwwww
231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:31:25.67
ID:qHpNsc1V0
( ゚ω゚)「出してたじゃん! 思い出せよこの野郎!」
/ ,'
3「知るか! お経の時は目を瞑ってるから知らんのじゃ!」
( ^ω^)「あ、なるほど」
(´・ω・`)「そういえばそうだったね」
( ・∀・)「アラ尚様、この仏像はお経を聞くと舌を出すんですよ」
/ ,' 3「え? なにそのホラー 普通に怖いんだけど」
( ^ω^)「まぁまぁ だからここは一つ、お経をとなえてみて下さいお」
/ ,' 3「ふむ……あまり気が進まんが……」
化けた狐
∧∧
(川 ゚ -゚))(え? まじで?)
232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:35:05.49
ID:ozdEon17O
ナイスフォローだwwwww
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:35:11.94
ID:eJpfXX9/0
ジジイうぜえwwwwwwwwww
237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:37:17.73
ID:qHpNsc1V0
ぽくぽくぽくぽく
/ ,' 3「なむだいじだいひきょうぐきょうなん……」
( ^ω^)「鬼の手呼ぶ時ってこうだっけ?」
(´・ω・`)「うろ覚えだなぁ……」
( ・∀・)「適当にも程が……」
ぽくぽくぽくぽく
/ ,'
3「なむなむなむなむなむなむなむ(お経はイメージです)」
化けた狐
∧∧
(川 ゚
-゚))(やべぇ……どうすりゃいいんだ……)
チーン
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:40:59.29
ID:qHpNsc1V0
ぽくぽくぽくぽくぽく
/ ,' 3「黄昏よりも暗きもの……血の流れより赤きもの……」
( ^ω^)「まてーや」
/ ,' 3「……チッ」
/ ,' 3「ナムナムナムナムナムナム」
そしてお経は、絶頂を迎える。
チーン!
ニュッ
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:43:23.12
ID:qHpNsc1V0
舌が、出た。
両方から───
( ^ω^)「えっ?」
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:44:15.82
ID:Jy330fbs0
(えぇ…)
247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:44:36.66
ID:yKchtYQt0
えっ?
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:44:47.84
ID:ozdEon17O
その発想はねぇわwwwww
やられたwwwwwwwwww
250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:46:07.71
ID:kCBs813CO
えっ?
251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:46:42.01
ID:Xqh6+8sY0
えっ?
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:47:40.92
ID:qHpNsc1V0
( ^ω^)「ちょ、ま、え?」
(´・ω・`)「あ、あれ……?」
( ・∀・)「え? え? なになに?」
化けた狐
∧∧
(川 ゚
-゚))(よし! 勝った! 私は賭けに勝った!)
/ ,' 3「ふぅ……で、どうじゃった?」
( ^ω^)「あ……うん……で、でたよ」
(´・ω・`)「その……なんというか……」
( ・∀・)(えぇ……)
( ^ω^)「原作だと出した方を縛って終わるのに……」
255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:49:44.15
ID:kCBs813CO
原作とか言うなwww
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:51:38.09
ID:qHpNsc1V0
( ^ω^)「どーすんのこれ」
(´・ω・`)「う、ううん……」
( ・∀・)「ていうか、何? 今まで舌出てたってこと?」
( ^ω^)「いや……そんなはずは……」
/ ,' 3「ふふふ……」
/ ,' 3「どうやら……儂の願いが天に届いたようじゃて……」
/ ,' 3「舌を出してくれと願いながらお経を読んだんじゃわい!」
( ゚ω゚)「てめぇええええはああああああああ余計なことおおおおおおおおお!!!」
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:54:22.33
ID:IlyzmONwO
ジジイもジジイだが、聞く方も聞く方だろwwwwwww
260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:55:35.93
ID:cSmb2jda0
すげぇ無駄なところで仏心出しちゃったよ
261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:55:37.43
ID:58G+LmMXO
>>258
ブーンwwwwwwwwww
バカスwwwwwwwwww
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:55:46.91
ID:ozdEon17O
さすがはアラ和尚!
そこに痺れぬ!憧れぬ!
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:56:55.56
ID:58G+LmMXO
>>262
仏がッ、舌を出すまでッ、お経を唱えるのをやめないッ!!
264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/15(木) 23:57:53.73
ID:qHpNsc1V0
(´・ω・`)「……さすがの僕も怒りを鎮める事が出来ない」
(´・ω・`)「その身に受けるか? アルファベットZの刃を」
( ・∀・)「危うくオーバーゼニスするとこだった」
( ^ω^)「正直エクシード」
/ ,' 3「まてまて……お前らが舌出すって言うから……」
( ^ω^)「どーすんだよ どーすんだよ!」
(´・ω・`)「うーん……」
( ・∀・)「どうしようね……」
化けた狐
∧∧
(川 ゚ -゚))(アホだこいつら)
269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/16(金) 00:00:21.92
ID:S7oCO4lN0
アルファネタ入れすぎだろw
271 :
◆iAiA/QCRIM :2009/01/16(金) 00:01:43.29 ID:e4s4eA6o0
( ^ω^)「……あれ?」
(´・ω・`)「ん? どうした?」
( ^ω^)「あれ……みてくれお」
化けた狐
∧∧
(川 ゚ -゚))(な、なんだなんだ?)
(´・ω・`)「あ」
( ・∀・)「あ」
化けた狐
∧∧ ピョンピョン!!
(川 ゚
-゚))(……?)
275 :
◆iAiA/QCRIM :2009/01/16(金) 00:03:51.69 ID:e4s4eA6o0
( ^ω^)「耳ー! 耳ー! 確保ォー!!」
(´・ω・`)「急げ!モラ休!」
( ・∀・)「合点!」
化けた狐
∧∧
(川;゚
-゚))「し、しまったああああああ!!」
こうして、狐はお縄についた。
276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/16(金) 00:04:28.75
ID:jXhNiORmO
どじっ娘カワユス
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/16(金) 00:07:39.92
ID:N5Zeoh5IO
耳だけに、イヤーな展開になりそう……
280 :
◆iAiA/QCRIM :2009/01/16(金) 00:08:18.06 ID:e4s4eA6o0
∧∧
川 ゚ -゚)「なんという……屈辱コン……」
( ^ω^)「まったく人騒がせな……」
/ ,' 3「まったくじゃ」
( ^ω^)「お前が言うな」
(´・ω・`)「さーて、どう料理してやろうか」
∧∧
川;゚
-゚)「も、もう悪い事はしないコン! 許してほしいコン!」
( ・∀・)「反省してるみたいだけど……さて、本当かどうか」
( ^ω^)「熱湯に入れてみようか」
/ ,' 3「それはまた良い反応を期待できそうじゃ!」
( ^ω^)「お前も入れてやるからな」
285 :
◆iAiA/QCRIM :2009/01/16(金) 00:12:42.56 ID:e4s4eA6o0
( ^ω^)「まぁ……悪さはこれっきりにしておけお」
∧∧
川 ゚
-゚)「コンコン! もうしないコン!」
/ ,' 3「えー逃がしちゃうのー?」
( ^ω^)「頼むから黙れ」
(´・ω・`)「それにしても、なんでこんなことをしたの?」
( ・∀・)「なんでコンなってかwwwwwショッ休それはねーよwwwww」
(´・ω・`)(えぇ……そんなつもりは……)
狐は涙を流しながら、話しだした。
289 :
◆iAiA/QCRIM :2009/01/16(金) 00:16:49.93 ID:e4s4eA6o0
∧∧
川 ;-;)「実は……ずっとこの寺を山から見てたんだコン……」
∧∧
川 ;-;)「お父さんとお母さんが死んじゃって……それでここの人達が楽しそうで……」
∧∧
川
;-;)「……羨ましかったんだコン……」
( ^ω^)「狐……」
∧∧
川
;-;)「ごめんなさいコン……もう悪さはしないコン……ずっと山で大人しくしてるコン……」
( ^ω^)「……」
ブッ休、ショッ休、そしてモラ休は顔を見合わせた後に、頷いた。
( ^ω^)「その必要はないお」
∧∧
川 ;-;)「えっ?」
290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/16(金) 00:20:11.20
ID:4GInbgYLO
クー友達いないのか…
291 :
◆iAiA/QCRIM :2009/01/16(金) 00:20:13.65 ID:e4s4eA6o0
( ^ω^)「救いのない糞爺はいるけど、お前がよかったらここにいればいいお」
∧∧
川 ;-;)「えっ、えっ?」
( ・∀・)「あぁ、住んじゃってもいいんじゃないかな」
(´・ω・`)「家族が増えるのは嬉しいからね」
∧∧
川 ;-;)「み、みなさん……」
( ^ω^)「名前を、聞かせてくれるかお?」
∧∧
川 ;-;)「……フォkkぐすっ……フォックーです」
( ^ω^)「フォッ休かお」
∧∧
川 ;-;)「えっ?」
293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/16(金) 00:20:57.77
ID:o7bm9T9J0
Fack you
294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/16(金) 00:21:30.83
ID:S7oCO4lN0
ファッ休か
296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/01/16(金) 00:22:44.45
ID:52LQ9uXwO
AAの名前完全消滅wwwww
298 :
◆iAiA/QCRIM :2009/01/16(金) 00:24:44.10 ID:e4s4eA6o0
(´・ω・`)「よろしくね、フォッ休」
( ・∀・)「よく見ると可愛い狐じゃないか よろしく、フォッ休」
∧∧
川 ;-;)「いや……名前……ちが……」
/ ,' 3「フォッ休、今夜儂の寝室にきなさい」
( ^ω^)「とりあえず、こいつを縛っておこうか」
こうして、名前は間違っているがフォックーはブッ休達の家族となった。
∧∧
川 ;-;)(まぁ……いっか)
第二話、終。
TOPへ 戻る 次へ